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2006年02月08日

改めて、夢

先日、人材紹介のインテリジェンスがスポーツ選手の引退後の転職支援サービスを始めるという話を書いた。あれはサンケイビジネスアイだったが、今日の日経夕刊にも出てましたね。

業界最大手のリクルートエイブリックはプロ野球選手向けに求人誌を発行、アデコはスポーツ選手向けの就職支援プログラムを導入した、という。「第二の人生」を後押しする新サービスの事業化を通じて、企業イメージの向上にもつなげる、という。

おいおい。またもスポーツマンが大モテかよ。まあ、しょうがないんだけどね。

実力主義のスポーツの世界。これに対して公務員はどうか…ぬるま湯なんだろ、そう思われている。
確かにスポーツの世界に甘えはない。甘えた人が第一線のプロやオリンピックの世界に行けるわけがないから。

とはいえ、公務員ももともとは難しい試験に通った、優秀な人たちのはずなんだがなあ。

いや、採用だってコネもあるし、入ってからも「出来る人」「やる人」と「出来ない人」「やらない人」がどうしても別れてしまう。優秀な人たちばかりとは限らないよ、という意見が正しいのだろう。

そう、一番の問題は、トップアスリートの人材の均質性に対し、公務員という人材の品質があまりにもてんでバラバラであることにある。

私としては、このサイトを続けることで公務員に対する偏見を軽減し民間転職の助けになれば、と思ってきたが、どんなに努力をしても、ごく一部の心ある公務員が転職に成功しているという話を紹介できるに過ぎない。

ごく一部でもダメダメ公務員が残っていたら偏見はなくならず、公務員の均質性、品質保証などはできるはずがない。実は、むなしい努力なのである。

結局、公務員への偏見をなくす(=人材の均質性を高める)には、ぬるま湯につかり続けられる制度を解体し、公務員全体の質を向上させるしかないということになる。政府にそこまで出来るか、やる覚悟があるかといえば、まあないだろう。

世に、他社(業界)に転じて活躍する人材輩出企業として、リクルート、野村證券、日本IBMなどの名が挙がることがある。しかし経済産業省(ただし、結果的にはほとんどがキャリア)だって、立派な人材輩出組織だと思う。
そういう意味で、公務員だってどこかで区切れば、品質保証もあって、民間(天下り除く)でバリバリ活躍しているといえるかもしれない。経済産業省に限らず、「キャリアならば」「MBAホルダーならば」という意見があるように。

でも、それって結局「持てる者、持たざる者」の世界なのだ。そこで思考停止していては、役人廃業は広まらない。

そんな混沌の中を、私は泳いでいる。

広い意味での役人廃業文化が広がる日を目指して。

投稿者 nao_yamamo : 2006年02月08日 23:48

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