横田由美子に愛されなかった官僚たち
「私が愛した官僚たち」(横田由美子)という本が出ている。
キャリア組としての出世の道を捨てた(といっても栄達は捨ててない)人への取材をまとめた本。
キャリア組の転職体験談をほとんど載せていない「公務員、辞めたらどうする」とは対極にある本ですな。
といってもワシのような人間は横田由美子に愛されてない。
彼女が愛した官僚とは
・一流官庁出身(大蔵通産自治外務…)
・エリートキャリアとして当然の学歴を持つ人(結局ほぼ東大出身、官費留学経験者も多い)
・辞めた後も栄達を求めている人(国政、学者、スーパー会社員)
だ。ネタ的に、そういう人たちの「愛すべき面」を晒した本、とも言えるだろうか。
彼女の作風には面白みも持てたし、決してテリー伊藤路線ではない真っ当な本だが、こんな風に各人のキャラを晒されては、当人的にはどうなんだろうとちょっと同情してしまった。まあ、エリートさんというバリアがあるから、「エリートでもこんな弱みがあるんだネ」的な書き方でもバランスがとれるんだろうし、感覚の麻痺した政治家先生方にはこんな書かれ方もお茶目にプラスにできるのでしょうね。私のような常人(嘘つけ?)には出る幕もなく、(スペックが違うんで来るわけもないけど、)取材に来られなくてよかったとホッとした(笑)。
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何だかあまり面白くなさそうな本ですね。買う人、いるのかな????