何で医学部出たのに医者にならないのよ
あれだけ学費払ったのに、もとが取れないじゃないか、もったいない!(私学の場合)
あれだけ勉強頑張ったのに!大学病院の幹部になれるんでしょ!(国公立の場合)
なんて両親の悲鳴が聞こえてくる…。
何がいいたいかって?厚労省のキャリア医官として医師国家資格をもって入省してくる人のことですよ。
私の2ヶ月研修(人事院のやつ)の同期にも医官の人はいた。
ま、若手は1年目から係長クラス、シニア(30代の採用者)だと1年目から課長補佐と、並みのキャリア組よりは多少優遇される。
しかし、開業医の息子だとやはり冒頭のように親からは相当なじられるのでしょうな。
そろそろ本題に。今日の日経新聞2面「風見鶏」には面白いことが書いてある。
「法科大学院生 どこへ行く」と題して、法科大学院修了後、「三振」(司法試験三回不合格で受験資格失効)してしまった人たちの行方を案じる記事だ。
そのなかで、法科大学院出身者が公務員になる道について論じられている。
中央大の石川教授によると、「他の法科大学院をみても、学生の一割ぐらいは潜在的な公務員志望」だという。
おいおい。
法科大学院が増えすぎて合格率が低くなるといっても、年間100?200万円かけて法科大学院に通って公務員とは…どうなんですかぁ。
記事によれば、中央大法科大学院のエクスターンシップでは学生を官公庁に派遣しているとのこと。
公共政策に通じた弁護士育成が狙いで、学生は法令の企画立案の下調べなどに携わる。官公庁の人気はうなぎのぼりで「進路を考えるうえでも参考になった」という感想を寄せた学生もいる。
確かに昨年金融庁は新司法試験合格者を一人採用しましたさ。でも、MBAホルダーをつなぎとめられない霞が関に、本当に優秀な司法試験合格者を今後も引き付けられるのだろうか?という気がする。
一方で、「三振」してしまった社会人未経験、27?28歳の人を官庁が特別枠でとる意味はあるのだろうか?となると通常の試験を受けなおして霞が関へ…ということになりそうである。
嗚呼、何のための法科大学院か…。
(記事では、法科大学院出身で国家?種に受かって今年キャリア組で入省する人が三人いると触れている。だが医官と同じで年次に関して一定の措置をとらない限り、現状では司法試験に受かってようと遅く入省したほうが損するだけではないかと思うのだが、どうするつもりなのだろうか)
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