地方公務員(技術)経験談

「Nothing impossible」 元行政保健師が双極性Ⅱ型障害の診断を受けるも社会復帰を目指す

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退職・その他情報

取材エリア

関東

お名前

相田美咲 様(仮名)

経歴

約8年間の看護師として小児病院や小児科、保育園と小児領域で主に活動を行う。
2011年4月 関東の某市に入庁し、保健師として活動
2012年12月 退職

約8年間の看護師活動の後に市役所で保健師になられたものの、ご病期のため退職されました相田さんのインタビューです。同じ病気や状況に悩まれる方のために、ということでご協力を申し出ていただきました。



本日はインタビューに協力いただきありがとうございます。では、公務員時代のお仕事内容から聞かせていただけますでしょうか。

 本日はよろしくお願いします。
私は保健師として、妊産婦及び新生児の健康管理、母子手帳交付、両親学級などの教室開催、法定の乳幼児健診、要フォロー家庭への家庭訪問、担当地区住民の健康管理、健康教育、物品購入の事務処理などを行いました。

入職時に、「民間と公務員とでは考え方が違うから」と先輩によく言われました。保健師になる前は、病院や保育園などで看護業務にあたり、指導する立場の機会を与えて頂いき、保育園では法令や小児看護の原点を再確認させて頂くなど、多くの経験を積ませて頂きました。

その中で、子どもたちの置かれている現状を少しでも良い方向になる事を願い行政職を目指しました。行政に入らなければ出来ない仕事もあると、日々思うことが多くありました。

看護の仕事をしながら、子育て、家事に奮闘する中で、採用試験に向けて勉強をするも何度も落ちて諦めた頃、自分が住む市で保健師の採用試験があり、見事合格をしました。

保健師としては全く仕事をしたことがなかったので、全てが初めてです。新人として出来る事を1つ1つやっていきましたが、こちらから伺いをたて、「教えてください」と言わない限り何も教えていただけませんでした。自分は、目の前のことに必死で、最初は、「教えてください、教えてください」と声を上げていましたが、それに対する反応は冷めたものでした。

 


―なるほど。何も指導してもらえないのは大変ですね。その後どうなったのでしょうか?

 「聞いてばかりいないで考えなさい」「指導者は忙しいからわからないことがあっても聞いてはダメ」「新人と言っても大学を出たばかりの新卒とは違うのだから」と、2年目の先輩に言われ、新人指導と言いながら指導者や2年目の先輩が率先して現場を切り盛りし…


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