地方公務員(事務)経験談

都庁職員から酪農家へ転身。退職前からの着実な準備が大切です!

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地方公務員(事務)経験談

第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

関東

お名前

三浦直登 様

経歴

平成9年 東京都入都(事務職)
→ 平成23年7月 東京都退職
→ 三浦牧場(実家にて酪農)

関連サイト

http://ameblo.jp/nmiu102/

都庁職員から酪農家に転身された三浦さんのインタビューです。退職し、酪農や農業をされたい方に対してのアドバイスなどいただきました。


本日はインタビューに協力いただきありがとうございます。では、公務員時代のお仕事内容から聞かせていただけますでしょうか。

 最初の5年間は、東京都建設局の事務所にいました。
 そこでは、3つの係を経験し、広報、審議会、徴収・交付事務、経理、庁舎管理、安全衛生など、事務仕事全般を経験させてもらいました。


 2年目からは、法政大学法学部の夜学に通い、仕事、勉強、遊びと、日々忙しい中でも楽しい毎日でした。

 6~10年目までは、東京都建設局の予算担当になり、ここでも3つの係で、忙しいながらも、さまざまな経験をさせてもらいました。

 11~12年目までは、東京都建設局で河川の議会担当になり、議会を中心に、各課調整や政府への要望活動などを経験させてもらいました。
 13~15年目の7月までは、東京都財務局の都庁舎の改修担当になり、改修に関する各局調整や計画立案業務などに従事していました。



―公務員を辞めようと思われた経過などをお話いただけませんか。

 私は、33歳の時に辞め、千葉県の南房総の実家に戻ることを決めました。
 自分は、長男で生まれ、家を継ぐことを前提に生きて来ましたので、このご時世になって、親は酪農を継げとは言わなかったし、退職して戻ってくればいいとも言っていました。

 ただ、歳を取っていく親や祖父母、過疎化していく地元を憂慮し、また、自分の家族はなぜかいつまででも昔と同じようにそばにいると思ってしまいますが、そうはいかないと感じました。

 定年退職し、祖父母が亡くなり、親は牧場をやめてしまい、地域がすたれてから戻ってきて果たして満足して残りの人生を生きていけるだろうか。だったら、自分のやれることを精一杯やって生きていく人生の方が、満足して生きていけると思いました。


 一度の人生、やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい、と考えたのが何よりの理由です。

 退職を決断してからは、直属の課長、係長に話し、友人や職場の同僚に…


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