地方公務員(技術)経験談

前向きな気持ちがないなら公務員を辞めてはいけない

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地方公務員(技術・専門)経験談

第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

関東

お名前

永谷勝博 様

経歴

入庁=東京都に上級技術職として平成9年4月1日に入庁。
結婚=平成15年
社労士合格発表=平成23年11月
退職=平成24年3月31日
8月1日社会保険労務士事務所を開業

関連サイト

http://www.office-nagaya.net/

技術職公務員として働かれていたにも関わらず、全く異分野の社会保険労務士として独立を決心された永谷さんの退職経験談です。なぜ技術職から社労士になろうと思われたのか。その秘密をぜひご覧ください。



ー本日はどうぞよろしくお願いします。
  では、まず公務員時代のお仕事内容から聞かせてください。


  大学卒業後、平成9年4月に東京都に1類技術職として採用されました。
本庁舎においては都営地下鉄の電気設備の設計や保守計画の策定などに、現場事務所においては都営地下鉄の電気設備の保守、工事の施工監督に携わりました。

途中、外郭団体に3年間ずつ、2回派遣されました。お台場を走っている交通機関2社です。
一言で言うと、15年間ずっと電車の仕事をやってきました。

 

―公務員を辞めようと思われた経過などをお話いただけませんか?

  意外にストレートな理由なのですが、もっと年収をアップさせ、豊かな充実した人生を過ごしたいと思ったことが理由です。
退職当時は約年収500万円ほどで、退職までのおよその収入などが分かっている状況では「あぁ~これはお金持ちにはなれないな」と思うとともに、最近の給与カットなど公務員のこれから先を考えると、あまり明るい未来ややり甲斐を想像することができませんでした。

また、役所の中では組織の一つの歯車としての働き方が求められますので、主体性をよりもった仕事をしたかったというのもあります。
言い換えれば「公務員以外にももっと素晴らしい世界があるんじゃないか。そして、それを経験するためには思いきって公務員を辞めたほうがいいんじゃないか」と考えた訳です。

人生は一度きりですし、もっと自分の能力を試すためには退職し、独立するのが一番と考え、思い切って退職することにした訳です。

 

―転職ではない独立を目指されたのはなぜですか?

  公務員からの転職ですと、属する組織が変わるだけで雇われの身ということは何ら変わりません。…


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