地方公務員(事務)経験談

辞めるとは収入を失うという事

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取材エリア

関東

お名前

非公表

経歴

平成元年4月某県庁入庁(初級・行政職)
平成24年3月適応障害のため退職

在職中に仕事上の悩みから適応障害を発症し、その後退職された方(女性)のインタビューです。同じ境遇で悩まれている方へ、ということで今回ご協力を申し出ていただきました。ありがとうございます。



-公務員時代のお仕事内容から聞かせてください。
 短大を出て、某県の事務職として採用され、地方公務員として23年間に合計8ヶ所の職場を経験しました。

平成元年 県立病院 医療事務
4年 部長秘書
6年 道路課 庶務
9年 情報統計課 庶務
12年 保健所 窓口
15年 県立高校 庶務
18年 試験検査場 経理
20年 県立高校 庶務 






-公務員を辞めようと思われた経緯などをお話いただけませんか?

 平成18年の4月にとある試験検査場の庶務関係職場に異動になったのですが、ここでの経理事務の仕事があまりに高度すぎ、経理の専門家でもない私には難しすぎたことが全ての始まりでした。

簿記の知識はもちろん、経理の幅広い知識が必要な仕事にどんどんとストレスが溜まっていきました。

 職場内で仕事のアドバイスやサポートなどがあればよかったのですが、なかなか協力的な職場という訳でもなく、経理の素人の私には本当に苦労しっぱなしでした。

そしてその後、だんだんと仕事の悩みが蓄積し、周囲から孤立していき、気がつけば適応障害という病気に罹ってしまいました。

そこから平成20年4月にようやく高度な経理とは関係のない職場に異動することができたのですが、残念ながら病気が急に回復することはなく、病気と向き合いながら働く毎日は続きました。

 

そして平成22年春から病状が芳しくないこともあり、病気休職をいただくことなりました。

 無給休職の期限が平成24年8月まであったので、病気を回復させ復帰も検討していましたが、今年(平成24年)の2月に直属の上司から、きりのいい3月での退職を促された。

この上司は以前から知っていた上司でしたので、「辞めろ」という強い態度ではなく、非常に親身になって相談に乗ってくれました。感謝しています。

 

 本来は8月まで在職したかったですし、上司もそれには一定の理解は示してくださったのですが、何せ年度途中での退職は欠員が生じ…


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