国家公務員(事務)経験談

これから先の人生どうなるか分からないのもまた一興

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国家公務員(事務)経験談

第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

関東

お名前

青木哲之 様

経歴

平成19年国家公務員2種合格後、国土交通省で勤務
平成24年 退職
→営業代行ビジネスで起業

国家公務員を退職後、大手通信会社の通信商材の代理販売で起業された青木さんのインタビューです。
公務員から起業される際のリスクや実際にされた印象などを語っていただきました。




本日はどうぞよろしくお願いいたします。
  公務員になられた経過や公務員在職時のお仕事内容から聞かせてください。


 東京の某私大に在学していた際にたまたま先輩に地方公務員の方がおられ、仕事内容を聞いてみるとおもしろそうだな、と思ったのがきっかけです。
法学部に在籍していたこともあり法律関係の試験科目にはそれなりに自信がありましたので公務員を目指すことにしました。

公務員試験では、国家2種と某県庁の2つから合格をいただきましたが、国家公務員の方が大きな仕事をできるのかな、と思い、国家公務員になることにしました。


 官庁訪問には何箇所かの省庁を周ったのですが、最終的に国土交通省に入省することに決めました。決めたきっかけは、国のインフラづくりに関わりたい、という理由からです。というよりあまり省庁間の違いは分かっていませんでしたが(笑)

 
入省後は、住宅関係や道路関係などの仕事をし、仕事自体はハードでしたがそれなりにはやり甲斐を感じていたのですが、段々と別の思いを抱き始めました。

 




―なるほど、その「思い」が退職される契機となり始めたのでしょうか?

 私が思い始めた「別の思い」というのは、結局今の仕事が何の役に立っているのか、これを行うことでどうなるのか分からない、分かってもそれは数十年先のこと、という公務員ならではの成果が見えづらいという問題です。

 民間企業の場合は、やれ営業成績だ、やれ販売成績だ売上がいくら上がった、など目に見える数値として成果が分かりやすいと思いますが、公務員という仕事はどうしても成果を数値化するのが難しいですよね。
一体今している仕事ってどうなの?的な感じです。


 結局、数値化できないため、国民の満足度がこれだけ上がりました(恐らくこれくらいだろう)、多くの喜びの声をいただいています(それが本当の声なのかは分からない)など、イメージというか印象でしか…


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