その他公務員 経験談

自衛官から保険コンサルタントへ。『常在戦場』の精神を心に。

カテゴリ

警察・消防・自衛隊経験談

第二の仕事人生

公務員からの転職

取材エリア

東海・北陸

お名前

近藤信浩 様

経歴

平生15年高校卒業後、陸上自衛隊へ入隊。
→2年間勤務後、名古屋の4年制私立大学へ入学
→大学卒業後は大手警備会社を経て現在は保険会社に勤務。

自衛隊退職後、大学に通われ、その後に保険会社に転職された近藤さんの退職経験談です。
新人自衛官の生活や給与などもお話もいただきましたので、ぜひご覧ください。


本日はどうぞよろしくお願いいたします。
では、まず公務員時代のお仕事内容から聞かせてください。


 高校卒業後に陸上自衛隊に入隊し、愛知県の守山駐屯地に配属されました。
ここでは、普通科連隊に配属され、日々厳しい訓練や演習を繰り返し行い、時には災害派遣として平成16年には新潟県中越地震に参加したりもしました。2年間の任務中にみっちりと鍛えられたことで、しっかりと芯のある人間に成長できたかなと考えています。


―個人的にも興味あるのですが、自衛官の生活とはどのようなものでしょうか?

 自衛官の生活は寮生活が基本で、私の場合、4人1部屋で生活しました。1人あたり3畳分くらいのスペースしかないのですが、この集団生活を通して周囲に対する気遣いなどを深く学ぶことができたと思います。
 また、毎日が規則正しい生活でしたので、その習慣もそうですが、併せて時間の使い方を考えさせられました。
 
 休みは週休2日制で基本は土日がお休みです。ただ、駐屯地が空になるようなことがあってはならないので、全員が外出することは許されないですし、外出する際にも事前の届け出と許可が必要でした。

 お給与自体は、奉職した直後は手取りで11万円くらい、辞めた頃は手取りで14万円くらいです。ただ、この中には都市調整手当1万円くらいが入っていますので、地方の自衛官はもっと安いのではないでしょうか。

 また、自衛官は手当が充実しているのですよね、と言われることもありますが、私の場合はあまりそういう実感がないですね。
 例えば、駐屯地の警衛勤務(門番)は24時間体制で守るのですが、手当が確か500円くらいだったと思いますし、不発弾捜索も1回数百円くらいです。
ただ、職種によって仕事の内容も手当も変わりますし、なにより自衛官の給料も手当も皆さんが一生懸命働いて納めた税金から出ていますから。当時はそのことを忘れずに強く意識していました。

 

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