その他公務員 経験談

「公務員だから」は言い訳にしか過ぎない

カテゴリ

警察・消防・自衛隊経験談

第二の仕事人生

公務員からの転職 / 公務員からの独立・起業

取材エリア

関西

お名前

松井裕一朗 様

経歴

大手家電メーカー
→外資系企業
→航空自衛隊
→IT企業
→コンサルティング会社 
→コンサルタントとして起業

関連サイト

http://www.minerva-veritas.co.jp/

民間企業から自衛官、そして民間企業を経てコンサルタントとして独立された松井さんのインタビュー記事です。率直な意見満載の鋭い内容になっています。




-本日はどうぞよろしくお願いいたします。では、まず公務員になられた経過や仕事内容から聞かせていただけますか。
高校を卒業後、これからはシステム系の時代、ということでエンジニアになろうと思い、大手家電メーカーや外資系コンピューターメーカーなどで情報セキュリティのエンジニアとして27歳まで働きました

エンジニア時代には平均月収で40~50万円近くあり、生活的にも同年代よりも恵まれた環境にいたと思います。


ただ、高校卒業の時から、旧日本軍の軍人で大阪府警の警察官でもあった祖父の影響もあり、いつかは日本の役に立てる仕事をしたいと考えていました。


そして、気が付けば27歳になっていたことから、年齢制限ギリギリの自衛官の道を選択し、航空自衛隊の電算機処理員として任務に従事することになりました。
ちなみに私は4月生まれですので、自衛隊の新人の中でもまさに最年長でした。

自分の技術を駆使して、日本の役に立ちたいという思いから航空自衛隊に入隊したものの、実際には給与は一気に減り、月収40万以上あったものが、月の手取りでは12万円近くになりました。

ただ、これは事前に分かっていたことですし、それよりもいつかは自分も日本の役に立ちたいという思いがありましたし、祖父も大変喜んでくれていたので、給与は気になりませんでした。




-自衛官の時のお話をお聞かせいただけますか?
2004年4月に最年長で航空自衛隊に入隊しました。
航空自衛隊では電算機処理員として、防空システム(自動警戒管制組織:Base Air Defense Ground Environment、自動警戒管制システム:Japan Aerospace Defense Ground Environment)の開発ならびに運用に関する任務に従事していました。

 


-なりたかった仕事なのになぜ退職されたのですか?
実は入隊前から結婚し、持ち家もあったことから、妻には自衛官として働くのは1年間だけと約束し入隊しました。

地元に妻を残し、月収のことや生活のこともありますし、限られた時間の中で精…


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