国家公務員(技術系)経験談

航空技官からWEBデザイナー&スノボーインストラクターの二足のわらじへ。

カテゴリ

国家公務員(技術・専門)経験談

第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

北海道・東北

お名前

松岡昭仁 様(仮名)

経歴

高校卒業後、運輸省(現国土交通省)航空局に技官として入局
→約20年勤務の後に退職
→WEBデザイナーとスノボーインストラクターとして活動中

航空技官を退職後、WEBデザイナーとして歩み始まれた松岡さんのインタビューです。辞めようと思われた経過などを中心にお話いただきました。



本日はインタビューに協力いただきありがとうございます。では、公務員時代のお仕事内容から聞かせていただけますでしょうか。

 航空管制に関わる技官として勤務し、地方空港の管制塔で離着陸する航空機へ無線で情報を提供(航空管制官ではないので離着陸許可は出せません)、「工事のため○時まで滑走路を閉鎖」など空港や無線施設の情報提供、滑走路や誘導路上に異常はないかを確認する滑走路の点検、花火の打ち上げに対して許可書を発行するなど空の安全を守る航空保安業務として空港に勤務していました。

私自身に関係したことでは、正直言うとほとんど思い出深い仕事や出来事はありません。それだけ航空機の事故にあわず、平和に過ごしていたということでしょうか。

 


―公務員を辞めようと思われた経過などをお話いただけませんか

 辞めるに至ったトリガーは次のとおりです。

○まずは転勤すること自体が嫌になり、職場の体質に嫌気が少しずつさしてきたこと。
 この職種は日本全国転勤です。北海道から一気に沖縄へ異動する人、反対に沖縄から一気に北海道へ異動する人、そのまま関東地方、近畿地方、九州地方をぐるぐる回る人もいます。

最初は未知の土地に行くことがすごい楽しみでした。同じ職種でも「ところ変われば品変わる」部分もありました。

 しかし「転勤を繰り返しても自分自身が成長しているといった実感がなく、このまま同じことの繰り返しでいいのか?」と疑問に思い始めたことや新しいことに挑戦したいと思うようにもなりました。「腰を落ち着けて仕事をしたい」と思うようになったことも辞職のきっかけです。

お役所の「ぬるま湯体質」にも嫌気がさしたことについてです。
「ぬるま湯を常に気持ちよい温度で保つためにはどうしたらよいか」「ぬるま湯の量を維持するためにはどうしたらよいか」など個人の力でも改善・改良できることもあったと思いますが、私は「ぬるま湯ならぬるま湯で構わない。しかしそれを維…


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