国家公務員(事務)経験談

9時5時ばかりが公務員じゃない

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第二の仕事人生

公務員からの転職

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地域関係なし

お名前

非公表

経歴

三重県立高校卒、国家2種(行政B)合格
→国立研究所(当時)の事務職勤務
→運送会社の事務職

三重県立高校卒、国家2種(行政B)合格→国立研究所(当時)の事務職勤務→運送会社の事務職
今回は、国立研究所の事務職から運送会社に転職

―なぜ最初に公務員という道を選ばれましたか。
 当時、高校のクラブの先輩2名が公務員という道を選んだことに影響されたためです。先輩2名は現在も公務員です。

―公務員時代はどのような仕事をされていましたか。
 1年目は、研究部において庶務係。2年目は、企画連絡室において庶務係。3年目以降は総務部庶務課です。庶務ですから、備品の調達・管理からイベントの手配など、雑用全般ですね。

―公務員としては何年勤めましたか。何歳の時に転職されましたか。
 平成4年4月~平成12年12月までの8年9ヶ月勤めました。27歳のときに転職しました。

―公務員を辞めた理由は何ですか。
 息子が小学校に入学することがキッカケでした。早朝6時半に出勤し、深夜1時2時に帰宅する生活では起きている子供の顔を見ることもできず、子供たちに寂しい思いをさせていたのだと思います。小学生という難しい年頃に入ることで、自分の職業生活を見直そうと思い、給料や生活の安定よりも子供たちとの時間を取りたいということで決断しました。

―1時2時は、国立研究機関の庶務担当としては相当お忙しいような…。
 研究所という機関の特性もあるかもしれません。深夜遅くまで仕事(研究)をされる方も多いですので、必然的に事務職も仕事が多いのです。

―お仕事に不満はなかったのですか。
 人間関係に不満はありました。もちろんそれも退職理由の一つではあります。事務職でありながら研究部の側に立った物の考え方や、研修生のことを考えることで事務職のほかの人から浮きました。事務職の人の考えに馴染めなかったですね。事務職に蔓延している「事務屋がいるから研究が出来るんだ、感謝しろ」という考え方が嫌いでした。
 それから、上司には腰が低く部下には居丈高な係長の態度など、うわべだけの人間関係に嫌気が差しました…


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