教職関係 経験談

「先生」から「先生」へ。教師と士業の共通項とは

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第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

関東

お名前

非公表

経歴

上武大学卒業
→高校の商業科教員となり、非常勤・専任と10年の教員生活を送る
→国立大学付属高校勤務と並行して上武大学大学院、明海大学大学院を修了、税理士資格を得る→税理士事務所勤務→税理士事務所開業

上武大学卒業→高校の商業科教員となり、非常勤・専任と10年の教員生活を送る→国立大学付属高校勤務と並行して上武大学大学院、明海大学大学院を修了、税理士資格を得る→税理士事務所勤務→税理士事務所開業

―そもそも教員になった経緯を教えてください。
 証券会社に内定ももらっていたのですが、「臨時免許」という特殊な教員免許で、実は大学在学中から教壇に立っていました。それが面白かったんでしょうね、結局、内定を辞退して教員の道を目指すことになりました。
 もともと民間に就職するつもりでしたので、大学四年次は教員採用試験を受けていませんから、県立高校の非常勤講師をやりながら、翌年の教員採用試験を受けました。しかし見事不合格。ところが偶然、近隣の私立高校の商業科目の専任教員として引きがあり、勤めはじめることになりました。その後、某国立大学付属高校から引きがあり、国家公務員となりました。

―いわゆる国家公務員試験云々での採用ではないのですね。
 なかに入って知りましたが、国立大学付属校の教員は、地域の口コミでいい先生を集めるらしいです。自分が呼ばれたのは光栄でした。

―国立学校時代の経験を簡単にお聞かせください。
 普通の高校の職員室といえば、ご想像の通り大部屋ですよね。ところが国立学校の付属高校は、教育の場であるとともに研究の場です。教員の部屋(研究室)は個室。研究費も使えるのです。こうした職場にいる教員は、教育だけで終わる人ではなく、大学教員へのキャリアアップを見据えて活動している人が少なくないのです。

―転職のきっかけは。
 総合学科の高校でしたので、商業やデザインなどの分野で、生徒を指導して全国大会出場に導いたこともあります。教育的成果ややりがいにおいては申し分なかったのですが、大学付属高校ということもあり、その大学出身の先生かどうかという学閥はあり、中での立場を考えると、このまま残ってもなあ、という気持ちはありました。
 そんなとき、確か現在は休刊だと思うのですがダイヤモンドエグゼクティブという本に出会い、資格で身を立てるという生き方もいいな、と思うようになった…


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