地方公務員(事務)経験談

地方公務員から税理士へ。より自分が望む形での成長を求めて。

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第二の仕事人生

公務員からの転職

取材エリア

関東

お名前

大場智 様

経歴

平成14年 東京都庁に入庁
平成24年10月31日 退職
平成24年11月1日 税理士法人へ転職

都庁在職中に税理士資格を取得された後、税理士法人に転職された大場さんのインタビューです


本日はインタビューに協力いただきありがとうございます。では、公務員時代のお仕事内容から聞かせていただけますでしょうか。

 本日はどうぞよろしくお願いいたします。
私の経歴ですが大学を卒業後、

平成14~15年度 固定資産税(償却資産)の課税・調査
平成16年~17年度 事務処理システムの開発・運用、電子申告システム(eLTAX)の導入
平成18~21年度 法人事業税(外形標準課税等)・都民税の調査
平成22年度~退職まで (地方公営企業に異動)労働組合との交渉、福利厚生事務
とあちらこちらで働きました。


―ありがとうございます。公務員を辞めようと思われた経過などをお話いただけませんか?

 まず、もともとの考えなのですが、何年か仕事をしてみて、地方公務員のゼネラリストとしての人事管理のもとでは、専門性が継続されず、組織のルールだけが身について、結局その組織内でしか通用しない人間になるのではないかという懸念が生まれてきました。

もちろん、組織にずっといられれば問題はないですが、私が60代になるまで、身分保障が続いているかどうかはわからないなと。もっとも、世の中の形が劇的に変わらなければ、そう大きくは変わらないかもしれません。

また、都庁の中で自分が何を目指すのかイメージできなかったことがあります。
もちろん管理職になって上のポジションを目指すのも大きな仕事をするための手段ですから、主任試験から管理職試験を受けて前向きに頑張ることが重要なことだと思いますが、職場の管理職を見て、様々なポストを2~3年で異動しながらこなしている姿にピンとこなかったのだと思います。

かといって、夢の希望もある若者として、40~50代以降も係長や一般の職員でもいいやという考えは全くなかったです。


 都庁5年目からは仕事をしながら夜間と休日に会計大学院に通う生活を始めました。仕事のため、自分の幅を広げるための勉強です。都庁にいるとしても、軸となるよう…


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