地方公務員(事務)経験談

公務員の仕事は代わりがいても、私の漫画は私にしか描けない

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地方公務員(事務)経験談

第二の仕事人生

公務員からの独立・起業

取材エリア

関西

お名前

古林海月 様

経歴

兵庫県庁事務職 
→ 漫画家として独立

関連サイト

http://homepage3.nifty.com/kaigetsunikki2004/

昨年、『わたし、公僕でがんばってました。』の著書で話題になりました漫画家の古林海月さんのインタビュー記事です。

なぜ、公務員を辞め漫画家になろうと思ったのか、漫画家や作家になりたいと考えている現役公務員の方へ向けてのアドバイスなど大変参考になるインタビューになっています。


-本日はどうぞよろしくお願いいたします。公務員時代の仕事内容については、古林さんの漫画に詳しく書かれていますが、改めて簡単に教えていただけますか。
 1993年から2002年3月末まで兵庫県庁で公務員として働きました。
芸術文化関係の部署、大学の事務局、福祉事務所の計3箇所の職場に配属されました。
入庁から事務職として働いていたのですが、ケースワーカーの仕事に配属されてからがとにかく大変な仕事で、ここに配属されたことで自分の人生が大きく変わりました。




-公務員から漫画家とは変わった経歴だと思いますが、漫画家には以前からなられたかったのでしょうか?

 大学院時代まではよく時間さえあれば漫画を書いていました。ただ趣味の延長上のようなもので、公務員になってからは、仕事に追われたこともあり一時期漫画からは離れていました。

ただ、漫画(わたし、公僕でがんばってました。)の中にも書いたのですが、役所時代の同期から「漫画家になりたかったら目指したらいいやん」という一言や、同僚の在職中の相次ぐ病死なども重なり、やりたいことをやらずに死ぬのはいやだと思い、漫画と再度向き合うようになりました。

そして、漫画をまた描き始めたのは、98年の頃からです。
その頃は、毎日残業があり帰宅すると夜22時頃でした。そこから家の用事を終わらせ、深夜2時くらいまで毎日毎日漫画を描き続けました。
仕事のことや、眠気もありましたが、元々漫画が大好きですし、気にはなりませんでした。むしろ本当に漫画が好きなんだ、と改めて気づかせてくれたような気がします。
 

 


-プロの漫画家になろう、と思われたきっかけをお話いただけませんか。

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