地方公務員(事務)経験談

うつ病で悩んでいるのは一人だけではないですよ!

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取材エリア

関東

お名前

中野真輝子様(仮名)

経歴

平成14年4月某市役所入庁(上級職)
平成22年3月うつ病のため退職

うつ病のためやむを得ず市役所を退職され、現在療養中の中野さんのインタビューです。
今回、同じうつ病で悩む現役公務員の方のためにとインタビューに協力いただくことになりました。




本日はありがとうございます。
 では、まず公務員時代のお仕事内容から聞かせていただけますか。


  東京の大学で法律を学んだ際に、自治体の仕事に興味を持ったことが公務員になろうとしたきっかけです。

国家公務員と地方公務員のどちらを目指すか悩みましたが、市民と身近に関われる市役所勤務の方が私にはあっているかなと思い地方公務員を目指すことにしました。 


大学在学中にストレートに某市役所から内定をもらい、大学卒業後はそのまま地方公務員として働き始めました。

 
一番最初に配属されたのは地域課という市民と直接接する機会が多いところです。ここには3年間いました。次の移動では総務課に配属され、給与や福利厚生の業務などを3年間行いました。
そして、最後の移動先として介護保険課に配属されました。最後も3年間ですので、どの職場も3年づつですね。



―公務員を辞めようと思われた経過などをお話いただけませんか?

 地域課や総務課はそれなりに仕事も楽しく、休日のプライベートも充実し公務員生活を楽しめたと思います。
確かに仕事は大変でしたが、公務員としての職責を最低限は果たせていたかなと思いますね。
 
 ただ、最後に配属された介護保険課が私には大変なところでした。

 まず、所属先の上司とウマが全く合わず、ネチネチと毎日毎日注意されることで段々と精神が参ってきました。
同僚からは「あの人は細かい人でネチネチ言ってくるけど気にしないで」と言われていたのですが、私の性格上、どうしても気になってしまい、しまいには顔を見るのも嫌になりました。

 

そして、まだ仕事が楽しければ良かったのですが、介護保険の仕事ということで、地域のコーディネータから無理難題の要求が多く、また窓口に来られる市民からもお金に関する業務ですので日々罵声を浴びせられる毎日でした。


自分としてはそれなりに注意やクレームには自分自身、耐久度があ…


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