地方公務員(事務)経験談

本当の意味での安定とは、仕事を自分で決められること

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第二の仕事人生

公務員からの転職

取材エリア

関東

お名前

仁村大祐 様

経歴

平成14年4月 東京都庁に入庁(奉職)
→ 平成19年9月 退職
→ コンサルティング会社にて、経営コンサルティング業務に従事

東京都庁を退職後、大手コンサルティング会社からの内定を断り、創業したてのコンサルティング会社に転職された仁村さんのインタビューです。真の安定とは何か、という点を経営コンサルタント視点から語っていただきました。

 

-本日はインタビューに協力いただきありがとうございます。では、公務員時代のお仕事内容から聞かせていただけますでしょうか。

 こちらこそよろしくお願いします。
 では、都庁での5年半を簡単に振り返りたいと思います。

1~2年目(平成14年4月~平成16年3月)  現場で都税滞納整理業務
 同時期の大卒事務は、計80名いました。私は最初の配属はどうせなら都庁で一番大変な仕事が良いと思い、現場である都税滞納整理業務を希望し配属されました。

ここは、新宿都庁ではなく現場(千代田都税事務所)で、千代田区の神田駅周辺の地域の都税滞納整理業務を行いました。

時に怒られ、時に脅され、時に泣きつかれながらの納税交渉の毎日で、自分の徴収の成績を上げることに必死に取り組みました。たまには気が滅入ることもありましたが、ある意味では、お金を払ってもできない経験をさせていただき、今となっては非常に良い経験をさせていただいたと思います。

 

3~5年目(平成16年4月~平成19年3月)  都税滞納整理業務の企画・指導部門

 3年目から、新宿の都庁に異動し、東京都全体の徴収率を高めるために、滞納整理の現場をどのように動かすかという仕事をしました。
1~2年目の滞納している方との対外的な納税交渉と違い、現場で滞納整理業務に従事する都庁内の方々を動かす対内的な仕事です。

 現場には大ベテランが大半を占めるので、その方々に、「3年目の若造の言葉」をいかに聞いてもらい、納得していただくかには苦労しました。

  いま思えば、コンサルタントとしての原体験はこの時にあり、組織を構成する多くの人をいかに説得し、納得していただき、動いていただくかの大変さとやりがいを体験したのはこの時だったと思います。コン…


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